【2018年度第1回例会(通算第33回)終了いたしました】
バッハ平均律の分析をテーマとした例会は、背景を知る・チェンバロを知る・ピアノを知るという構成でした。
まず、講師から当時の調律法、調性格論、レトリック(音画による表現)についての簡単な解説を行い、平均律第1巻より2曲をチェンバロとピアノで演奏。
その後、講師、協力ピアニスト、参加者も交えてのディスカッションを行いましたが、特に、チェンバロで強弱を表現するための方法に興味を持たれました。
また、ピアノでのバッハ演奏は強弱のコントロールが一つの鍵だと感じました。
とても活発な話が出来ましたが、16名という人数、また、庭の見える古い洋館という場所もあり、終始、和やかな雰囲気の会となりました。
日本チェンバロ協会2018年度第1回例会(通算:第33回)
バッハ平均律の分析と解釈
~ピアノでの演奏法も含めて~
バッハ平均律クラヴィーア曲集はピアノをはじめとする鍵盤楽器奏者にとっての必修教材ですが、その内容の深遠さゆえ、どこから手をつけたら良いのかと思うほど大きな作品です。しかし、いくつかの切り口から、その世界に入り込み、バッハの音楽の豊かさを実感したいと思います。今回は第1 巻から数曲を取り上げ、チェンバロ実演とおもに調性と音画的手法から内容を読み解いていきます。また、ピアノで演奏する場合の演奏法もピアニストとの方々と共に考察します。バッハ再発見の時、どうぞご参加ください。
【日 時】 2018年7月3日 (火) 10:30 - 12:30(10:00開場)
【講 師】森 洋子 (チェンバロ奏者/函館工業高等専門学校非常勤講師/日本チェンバロ協会会員)
協力ピアニスト: 影山裕子 田島ゆみ
【会 場】
Studio 26 (札幌市中央区南26条西8丁目3-30)
http://roberco.tea-nifty.com/access/
【定 員】 30名 (要予約)
【対 象】 興味をお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
【参加費】
一般 3,000円
学生 1,000円
日本チェンバロ協会会員・学生会員 無料
日本チェンバロ協会サポーター 1,000円
*当日受付にて会員証、学生証のご提示をお願い致します。
◆ご予約・お問合せ
日本チェンバロ協会例会係 cembalo_events@yahoo.co.jp
※メール件名に「バッハ平均律」とご記入ください。
※日本チェンバロ協会HPお申込みフォームをご利用ください。
◆ お問合せ:070-5547-4959 ( 洋琴庭)