日本チェンバロ協会 2019年度 第4回例会 (通算:第42回) 『再・再考フレスコバルディ そのインスピレーションの源泉へ』

【第4回例会終了いたしました!】

 2020年1月12日(日)開催の例会『再・再考フレスコバルディ そのインスピレーションの源泉へ』は、最先端のフレスコバルディ研究に触れるという非常に有意義な機会となりました。

 「インスピレーションの源泉を紐解く」という命題のもと、まずはフレスコバルディの創作活動に影響を与えた諸要素(生い立ち、環境、パトロンとの関係、印刷技術の問題など)と、先達と同時代人による音楽および記述について解説が為されました。そして、講師自身が訳したトッカータ集の序文およびチェンバロを使った実演を通して、様々な‘源泉’がどのようにフレスコバルディの中で結実していくのかが考察されました。

 時折ユーモアを交えた講師の話しぶりによって会場は温かい雰囲気に包まれ、あっという間に3時間がたちました。講師の渡邊孝さん、聴講いただいた皆様、また桐朋学園大学古楽器科をはじめご協力いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。

2019年度第4回例会

『再・再考フレスコバルディ そのインスピレーションの源泉へ』

講師:渡邊 孝(チェンバロ奏者)

会場:桐朋学園大学調布キャンパス

日本チェンバロ協会 2019年度 第4回例会 (通算:第42回)

『再・再考フレスコバルディ そのインスピレーションの源泉へ』

 

日時:2020112日(日) 14:00(開場 13:30

講師:渡邊 孝 (チェンバロ奏者)

 

会場:桐朋学園大学調布キャンパス 222教室

https://www.tohomusic.ac.jp/website/acess.html

 

◆定員50名(要予約)

◆参加費:

・一般・・・3,000

・一般学生・・・1,000

・日本チェンバロ協会 会員・学生会員・・・無料

・日本チェンバロ協会 サポーター・・・1,000

・桐朋学園関係者・・・無料

208号室に掲示された予約表に記入してください)

 

◆ご予約・お問合せ

日本チェンバロ協会例会係

cembalo_events@yahoo.co.jp

 

主催:日本チェンバロ協会

共催:桐朋学園大学古楽器科

 

◆講師プロフィール

渡邊 孝 (Takashi Watanabe) 

東京音楽大学ピアノ専攻卒業。桐朋学園大学研究科修了後、アムステルダム音楽院、ミラノ市立音楽院に学びディプロマを得て卒業。これまでにチェンバロを渡邊順生、ボブ・ファン・アスペレン、オルガンをロレンツォ・ギエルミに師事。ヨーロッパ各地のアンサンブルとの共演など、ソリスト、通奏低音奏者として活躍。ソロCDでは『J.S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲』『スヴェーリンク鍵盤作品集』がレコード芸術特選盤ほか高い評価を得た。2004年に結成した「アンサンブル・リクレアツィオン・ダルカディア」は、同年イタリア、ボンポルティ国際コンクールで第1位を得た。平成20年度文化庁芸術家在外研修生。2011年ボンポルティ国際古楽コンクールにおいて審査員を務める。ブルーニコの古楽講習会にてチェンバロのマスタークラスを受け持つ。現在スイス、ベルン音楽院チェンバロ科教授。NHK FM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。 

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第42回 例会チラシVer.2.pdf
PDFファイル 361.9 KB

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